アドバイス11 ドッグオーナーとしての責任

子犬との生活がスタートした日から生涯にかけて、飼い主には責任が伴うということを忘れないでください。ドッグオーナーとして責任を持つという心構えは、あなたのご家族が子犬と共に幸せな実りある時間を分かち合うための第1歩です。

とはいえ、具体的にはどんなことを考慮すればよいのでしょうか?パートナーシップに必要なこととは?飼い主と犬と、お互いの協調関係を築くためにできること、今回はそんないくつかのことをご紹介します。

 

ライフスタイルによる適否

犬は、幼い子供と同じように手がかかります。あなたがフルタイムで仕事をされていて長時間家を空けているなら、現時点では飼い主として残念ながらふさわしくありません。また、ちょうど赤ちゃんができたばかり、あるいは、とても幼い子供がいる、という方も、新たな家族が増えるのに適した時期なのか、もう一度よく考えてみてください。

 

家の大きさと犬種の選択

例えば活動的で陽気なコリーを飼いたいのであれば、それに見合った広い家と庭が必要です。

あなたが小さな家に住んでいて、あまり運動しないタイプなのであれば、小型の愛玩犬がペットとしてふさわしいといえるでしょう。犬の大きさはさまざまですから、それに見合った住環境を整えられるかどうか、よく考えてみてください。

 

子犬にかかる費用

子犬に費やす時間はもちろんのこと、経済的な出費も多くなることを、飼う前に考えておかなければなりません。購入費、ケージ、リードや首輪の準備などの1回限りの出費だけでなく、ワクチンなど医療費やフードのような定期的な食費などもかかります。食事の量は犬種や活動の程度によってもかなりの差異がありますので、しっかり調べたうえで飼い始めましょう。

 

獣医師を選ぶ

あなたの子犬を見てくれる、かかりつけの獣医師を選んで、できるだけ早く受診の予約を取りましょう。獣医師が愛犬のための健康管理を指導してくれます。